東レ・パンパシフィックオープンが閉幕しました。
サムソノワとジャンの決勝戦は、「誰?」との声もお聞きしましたが、勢いのある若手選手の対決は良かったのではないか?と個人的には思いました。
まだ日本への海外選手の入国はビザが必要であったり、有明テニスの森公園の改修など、様々な障壁がある中、関係者のみなさまの尽力はたいへんなものだったと思います。
(これからの楽天ジャパンオープンもですが。)

有明テニスの森公園も、オリンピック、パラリンピックのために東京都が140億円をかけて改修し、組織委員会に貸出しという形でした。
もともと49面あったコートを37面に改修し、現在また49面に戻す改修工事中だそうです。
(来年3月に完了予定だそうです。)
「なんで?」と思われる方も多いかと思いますが、都民、利用者の方とのお約束の上での改修ですので、そうなります。

オリンピックといえば、札幌では、こちらのポスター掲示も見ました。
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スポーツ大好き、オリンピック大好きオジサンの私ですが、
流石に今、「札幌招致がんばりましょう!」とは言いにくい・・・
次々に明らかになる東京五輪汚職事件で、国民、札幌市民のみなさんの理解は得られにくいでしょうね。
「スポーツによる経済の活性化」「スポーツ市場の規模拡大」など魅力ある言葉も並びますが、一部の人々の利権のために大きな税金が使われることは、大問題です。

スポーツと政治、商業などとは切れない関係であるとは思いますが、根本的にやり方を変えていかないといけないのでしょうね。
ビッグイベントだけでなく、コロナで中断していた様々なテニストーナメントも再開されています。
長引く経済不況によるスポンサー問題、テニス関連企業の経費縮小問題、少子化やスポーツの多様化によるファンの縮小化問題、問題だらけで運営もたいへんなところが多いとお聞きします。
ただ、日本での国際トーナメントが少なくなると、間違いなく日本のテニスは衰退します。
従来のやり方が難しくなっているのなら、新しいやり方もみなさんで考えていかないといけないのでは?とも思います。
テニス人気を支えてきた、フェデラーなどスーパースターの引退も続きますし、ただの地方の小さなテニスショップのオジサンでも危機感をひしひしと感じています。

「おまえごときが、なにを言うてるねん?」と怒られるかもしれませんが、また思うことを書きたいと思っています。

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